こんにちは、マサトです。
このページでは
僕が今まで個人輸入ビジネスを実践する中で
ビジネスマインドを培うのに役立った
おすすめの3冊をご紹介します。
これらの本は、自分が置かれた現状の把握と
働き方の意識改革をもたらしてくれたし
商売人としての姿勢も学べた
僕にとってバイブルのようなもの。
会社員以外の働き方は、日本では少数派なので
自分のとっている行動の方向性が合っているか
不安になる時が必ず訪れます。
そんな時に、これらの本は自分を支えてくれ
力強く背中押しをしてくれますよ!
あなたもそういった良書に出会えるよう
参考にしてみてくださいな(=゚ω゚)ノ
田舎のパン屋が見つけた「腐る経済」
著者:渡辺 格さん
定価:790円(税別)
岡山県にある田舎町で夫婦でパン屋を営む
著者のイタルさんと、妻のマリさん。
(文庫化される時点では鳥取県へ移転)
二人の名前を合わせて店名はタルマーリー。
大学教授であったお父さんに勧められて
マルクスの資本論を読んだことから
労働力と給与の見えないカラクリを知り
ご自身の会社員経験と照らし合わせて
資本家と労働者の関係を紐解いています。
この説明が、非常にわかりやすい(∩´∀`)∩
僕がこの本を読んだキッカケは
食の安全性について関心が高い友人から
田舎町でめっちゃ高いパンを売ってるのに
バカ売れしているすごいパン屋がある
という話を聞いて、偶然読んだのですが。。。
ほんと、目からウロコでした。
田舎のパン屋が~というタイトルの通り
本の内容は6割方が、酵母菌などの
パン作りに関わるお話。
が、安全でまっとうな価値を持つ食作りと
それにまつわる経済活動を通して
何故自分達は今のような働き方をしているのか?
働いても働いても、給与は何故残らないのか?
といった疑問に対する答えが、書かれています。
著者の場合は、その一つの解決策として
パンを作るという自前の生産手段を持つ事で
自身の労働力を資本家へ切り売りをしない
小商いになることを問いています。
パン屋の日々の活動を通して説明されるので
堅苦しいビジネス書籍が苦手という方や
僕にこの本を進めてくれた友人のように
安全な食に対しての関心が高い人にも
オススメの一冊。
僕たちはいつまでこんな働き方を続けるのか?
著者:小暮 太一さん
定価:860円(税別)
著者のコグレさんは
「田舎のパン屋が~」の著者と同じく
マルクスの資本論を紐解くことで
労働者の置かれた状況の正しい把握と
そこから脱却する術についてを
自身の経験を交え、説明しています。
マルクスの資本論が発表されたのって
今から150年も昔の話なんですけど
そんなに、現代の労働者の働き方に
一石を投じるものがあるんですね~
でも原本の日本語訳は全13巻もあるから
読むのはイヤッ☆彡
その点、こちらの本は300pほどで
資本論の大事なエッセンスを抜粋して
現代の話に置き換えて、図解してるので
短時間で理解しやすくて助かります(∩´∀`)∩
「図解・マルクス資本論!」みたいな感じ。
内容的には「田舎のパン屋が~」から
パン作りに関する内容を外して
労働者がどうしてずっと大変なのか
脱出する術はどのようなものがあるのかを
書き記した形ですね。
僕はこれら2冊の本を読んだことで
誰かに雇われて働き続けることに疑問を持ち
そこから抜け出すべく、独立するに至りました。
そして、2冊の本を自分の中で咀嚼して
僕自身の経験を交えて表現したものが
下記の内容となっています。
「田舎のパン屋が~」の著者の場合は
資本家と労働者の図式から脱却する為に
一つの解決方法として、小商いを始める事
つまり技術を身に着けて自前の生産手段を持ち
小商いとしてパン屋を営むことへと着地しますが
コグレさんが着地した答えは、出版業界でした。
選んだ理由は、積み上げ式の仕事が出来る事。
身に着けるのに手間や時間が必要なものほど
そして変化のスピードが緩やかな業界であるほど
一度身に着けた知識や技術の賞味期限が長く
自身を助けてくれる資産になる。
常に全力でジャンプし続けるのではなく
積み上げた資産を使って働けるように
「意識して」仕事を選択するのが大事、と。
「田舎のパン屋が~」と内容が対になるので
合わせて読むと、より腑に落ちますよ!
「eBay」で月50万円稼ぐ方法
著者:藤木 雅治さん
定価:1,700円(税別)
これは僕のやっているebay輸入ではなく
日本の物をebayを通じて海外へ販売する
ebay輸出のやり方に関する書籍です。
輸入も輸出も、扱う商品と相手が違うだけで
購入者に喜んでもらうという心構えは一緒。
なので直接のテクニックは学べなくとも
得られるものはたくさんありました。
特に深い感銘を受けたのが
「Thank you」の手書きのカードと一緒に
心付け、といった形で何か軽いものを添え
気持ちも一緒に同封するということ。
著者の場合は外国の方がお客さんなので
日本特有の折り紙・折り鶴を同封し
おもてなしの心を届けているようです。
こういうのって、日本人独特の
素晴らしい考え方ですよね。
これ絶対、海外の人は喜びますって。
おもわず売り手のファンになっちゃうし
次もまた同じ人から購入したいって思えます。
僕はこういうの大好きですっ(∩´∀`)∩
で、それを自分なりにアレンジして
ebay輸入 → ヤフオク販売で実践したのが
この、1セント硬貨付きの手書きカード。
僕が商品を販売するのは日本の方なので
メッセージカードはもちろん日本語で書いて
折り鶴 → 1セント硬貨へ変換して同封。
で、こんな風に喜んでもらえているので
この本からは十分に対価以上の学びを
得られているな、と思っています。
更に、ebay輸出ではないけれど
仕入れ先の中国で良くしてくれる人へ
お菓子を送った時に添えたのがこちら。
中国の方は金色と赤色が大好きで
おめでたい色とされています。
なので、キレイな5円玉を添えて
その穴に赤い紐を通してみました。
たしかに、日本でも中華街に行くと
金色と赤色で一色ですよね。
5円玉と赤い紐は、このイメージです。
また、海外では穴の開いた硬貨が珍しいので
日本に来た際にお土産にする人もいるとか。
そういう意味でも喜んでもらえるかな~と。
こういう風に、ebay輸入やヤフオク販売で
直接儲かるスキル・知識の本でなくとも
どうやったら相手に喜んでもらえるか?
に焦点を当て、活かそうとすると
得られる学びはたくさんあります。
そして、自分で発展させた考え方は
マーケットが変わっても応用できるので
メルカリ販売でも、せどりをするにしても
使える知識になりますよ。
あなたも、実践を通しながら発展・応用し
楽しく商売をしましょうっ(=゚ω゚)ノ
まとめ
・二人の著者がマルクスの資本論を読み解き、それぞれ違った解決方法へと至る。あなたにも、自身に合った解決方法があるはず。
・ebay輸入やamazon輸入などの直接のテクニックを学べなくとも、活かせる知識・考え方はたくさんある。自分の商売に応用しよう!
・少数派な僕たちだからこそ、多数派の意見に流されないよう、心の支え&ビジネスマインドの養成は必要です。
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