モノレートの出品者数から読み解く、ワンランク上のリサーチ方法

 

※モノレートは2020年6月末で運営終了となりましたので

 下記記事は考え方の参考程度に読み進めてください。

 モノレートの代替ツールとしては、見た目や機能がほぼ一緒であり

 使い勝手の良い、DELTA tracerがオススメです。

 

 

こんにちは、マサトです。

 

このページでは

amazonで中国輸入品リサーチをする際の

モノレートのワンランク上の使い方について

お話します。

 

モノレートは、値段・出品者数・ランキングの

推移を読み解き、その商品に相乗りして

利益が取れるかを見極める大事なツール。

 

モノレートの使い方がレベルアップすると

より効率的なリサーチが可能になるので

ここで一つ上の読み解き方を

習得しておきましょう!

 

モノレートの基本的な使い方については

下記の記事で詳しく紹介しているので

未読の場合はぜひ一読を。

 

 

 

 

 モノレートのグラフを読み解く力  

 

amazonの中国輸入品リサーチは

慣れてくると、特定の条件に当てはめて

効率よくリサーチが可能です。

 

例えばこの、ディズニー作品で人気な

塔の上のラプンツェルのコスプレグッズ。

 

 

ノーブランドの時点で中国輸入品と判別でき

カスタマーレビューも☆5で上々。

販売価格も2500円以上なので利益が見込め

商品重量も非常に軽い、理想的な商品。

 

後は売れ行きさえよければ

タオバオで商品検索をして

利益が取れる仕入れ値かを確認したいところ。

 

この商品のASINコードを

モノレートで検索した結果がこちら。

 

 

モノレートの検索結果で真っ先に見るのは

ランキングの変動ですよね。

 

ギザギザが月間で10回くらいあると

よく売れている商品の証拠ですが

この商品は十分ギザギザしているし

商品価格も一定で、安定しており

更にライバルセラーも少ないという

非常に理想的な相乗り候補です。

 

が、この時よく見るべきポイントがあります。

 

 

こんなに人気のある商品なのに

扱っている出品者がずっと1人だけ。

 

ここに、違和感を感じることが大事。

 

これだけ売れている人気商品で

利益も見込めそうなのに

ずっとセラーが一人だけって、変じゃない??

 

 

そういう時は、通常1ヵ月で見るグラフを

3ヶ月・6ヶ月に変更して見てみましょう!

 

 

これが3ヶ月間のグラフ推移。

 

相変わらずランキングがギザギザしており

ずっと人気がある、売れてい商品ですが

出品者数は変わらず、ずっと一人。

 

 

 

今度は6ヶ月間でグラフを見てみましょう。

 

ランキングが良くギザギザしており人気なのに

やっぱり、出品者数は1人のまま。

 

これがオリジナルブランド商品なら

誰にも相乗り販売はできないので

このように、出品者はずっと一人のままだけど

相乗り可能なノーブランドの優良商品で

こんなことは、普通はありえません。

 

出品者数が1人という状態が1か月間だけなら

ちょうど他のセラーが在庫切れになったという

補充の切れ目の期間の可能性があるけれど

ずっと出品者数が1人というのは

何かがある、証拠です。

 

おいしい商品は、次々相乗りする人が現れて

出品者数や価格が乱高下するのが世の常。

 

なので、この商品には他者が相乗りができない

理由が何か存在するだろうと考えながら

この後商品を見ていく事が大事です。

 

 

今回は、この商品をタオバオ検索すると

こちらのページが出てきました。

 

あれ、ウィッグのみ??

 

そう、実はこれ、amazonの商品ページは

キッズ用のラプンツェルのドレスと

ラプンツェルのウィッグを組み合わせた

セット販売をしている商品です。

 

 

amazonの商品画像でも、ウィッグの説明に

まったく同じ画像が使われていますね~

 

このように、中国輸入 → amazon販売では

二つの異なる商品をそれぞれ買い付けし

中国輸入代行業者に指示出しをして

納品作業時にセット組してもらうことで

1つの商品として販売することが可能です。

 

当然ですが、セット組で販売されている商品は

相乗りを考える他のセラーも

両方の商品を見つけてくる必要がある為

相乗りの手間と難易度がだいぶ上がります。

 

その為、この商品はモノレートの表示期間を

1か月・3ヶ月・6ヶ月と切り替えても

ずっと一人のセラーが独占販売をしている

という状態でした。

 

まったく同じ商品を2種類見つけてきて

組み合わせるのは、タオバオでのリサーチも

2倍の時間がかかります。

 

しかも、どちらかが見つからなければ

見つけた片方は意味が無くなるし

仮に両方を見つけられた場合でも

必ずしも利益が取れる商品とも限りません。

 

なので、利益額や月間での予測販売数

そして手間暇を考えると

モノレートでグラフの違和感に気付き

独占販売されているのがわかった時点で

この商品のリサーチから手を引き

別の商品をリサーチし始める方が

時間対効率は良くなりやすいですね。

 

 

逆に、安心してリサーチできる例がこちら。

ランキングがギザギザしていて価格も一定。

出品者数も若干の増減が見て取れるので

このような商品は、深読みせずに

タオバオのリサーチへ進めますよ!

 

amazonではこのようなグラフの商品が

探せばたくさん見つかります。

なので、手間のかかる相乗り商品は切り上げ

気持ちを切り替えて探していくのが

一番のリサーチ効率upに繋がりますね。

 

 

 

 この現象を逆に利用しよう   

 

相乗りするのが難しくなるセット組販売ですが

これは逆に、自分が商品ページを作る際に

上手く有効活用ができます。

 

通常、amazonでオリジナルブランドとして

新規出品ページを作る際には

製品に、ロゴ印字やタグ付けが必要です。

これらは、大きな費用こそ不要ですが

初めにロゴの型作りをしたりタグを作ったりと

納品までに多少の手間と時間が必要です。

 

が、今回のようにセット販売をすることで

ロゴやタグを入れないノーブランド状態でも

相乗りを抑制し、独占販売が可能になります。

 

ノーブランドの商品2つをセットにするだけで

独占販売が出来るって、おいしいですよね。

100%相乗りを防ぐことは無理だけど

簡単にできて、かなり効果がありますよ。

 

その際注意したいのが、セットにする商品は

お互いに関連がある、意味のある物どうしを

組み合わせにする事。

 

例えば今回の例なら、ラプンツェルのドレスと

ラプンツェルの長い髪の毛のウィッグ。

これらはどちらも、コスプレ用品として

一緒に使えますよね。

 

まったく意味のない商品の組み合わせは

当たり前ですが、逆に売れなくなります。

セットにすることに意味のある商品だから

組み合わせても売れる、ということを

忘れないようにしましょう!

 

 

 

 まとめ   

 

モノレートでずっと出品者数に変動がないのは、何かある証拠。そこに違和感を感じよう!

・セット商品は、当然両方の商品を見つけてくる必要があるので、相乗りの難易度が上がる。

組み合わせるセット商品は、互いに関連のあるものにする事。組み合わせに意味があるから売れるんです。

 

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