amazon FBAでの納品は、重さだけでなく大きさにも注意!

 

こんにちは、マサトです。

 

このページでは

中国輸入 → amazon販売において

経費で一番大きい割合を占める国際送料の計算で

見落としがちなポイントについてお話します。

 

国際送料って、国内送料に比べて

かなり高いですよね~

 

中国輸入というビジネスモデル上

この部分の経費は回避不能な訳ですが

ちょっとでも抑えたいというのが本音。

 

国際送料の金額は重さで決まるので

重ければ重いほど、当初見込んだ利益額より

実際の利益は減っていきます。

 

 

その為、僕は商品リサーチの基準として

amazonの情報で重量が1kgを超える商品は

その時点でリサーチ対象から外していますが

中には、商品重量が1kg未満なのに

1kg以上で計算されてしまう商品が存在します。

 

それamazonの商品重量の表記が

間違ってるんじゃね?

 

っていうお話ではなく。

amazonの商品重量の表記は合っている上で

重い商品とみなされるものがあるってこと。

 

このポイントを押さえておくと

リサーチ時の商品を見る目が一段階変わるので

ここで確認しておきましょー!

 

 

あ、リサーチ基準は下記にまとめてあるので

未読の場合はご一読を(∩´∀`)∩

 

 

 

 

 体積重量という考え方   

 

僕がまだ中国輸入に参入したての頃。

 

輸入代行業者HAMに見積書を出してもらい

買い付けをした後、後日送られてきた

差額の請求書で驚いたことがありました。

※HAMは見積額と実費の差額を後日やり取りする

 

 

見積もり書では3,000元だった国際送料が

清算書では4,863元と約1.6倍に(;゚Д゚)

 

1,863元は日本円で3万2000円くらい。

送料でこんなにズレが出るのはおかしいので

メールで問い合わせたところ

 

 

体積が大きかったため、国際送料が

大きくずれたとの回答が。

 

重量:150.82kg

体積重量:259.49kg

 

100kgもズレてる・・・

っていうか体積重量って何??

 

と、予想外の経費に焦ったことがありました。

 

参入初期の頃って利益額も大きくはないから

見込んでいた利益額から、約3万円飛んだら

ちょっと凹みます。。。

 

よーし、これで10万円の利益がでるぞー!

と思って仕入れのに、ふたを開けたら

あれー、6万8000円に減ったー(;´Д`)

って感じです。

 

ここで思わぬ経費が発生した原因が

体積を元に重さを決めるという考え方

すなわち、体積重量です。

 

日本は島国の為、列車などの陸路で貿易できる

大陸の国々と違い、海外から輸入をする方法が

限られますよね。

 

海を超えられるのは飛行機か船だけなので

選択肢は航空貨物か、船便の二択ですが

うち、船便は輸送に非常に時間がかかる為

個人輸入ビジネスでは不向き。

 

船便での輸入貿易って、外車を輸入するとか

石油タンカーにめいっぱい石油積んでくるとか

ああいう、もっと商業規模が大きいやつです。

 

なのでほとんどが航空貨物、つまり飛行機で

海外から品物を持ってくるわけですが

飛行機の最大のデメリットは船便に比べ

輸送スペースが小さいということ。

 

国際運送会社も限りあるスペースを最大限使い

なるべく荷物を積み利益を上げたい訳ですが

その際、重量だけで輸送費を決めてしまうと

問題が一つ発生します。

 

それは、軽いけどかさばる荷物(風船とか)が

大量にあると、国際送料が全然取れないのに

輸送スペースが消費されてしまうということ。

 

重くて小さい荷物(金塊とか)なら沢山積めて

国際送料もその分取れるのに

軽くてかさばるものばかりが国際輸送となると

あまり積み込めないから、重量計算の料金では

国際運送会社が利益を出せなくなってしまう。

 

なので、一定の体積ごとにみなし重量を設定し

実際の重量と体積重量、どちらか大きい方で

国際送料をいただくことにすれば

航空貨物いっぱいに風船を積まれても

問題なく料金計算ができるってわけです。

 

うーん、なるほど。。。

 

で、僕はこれを意識せず商品リサーチをした為

とにかく軽いものを~と1kg未満の商品で

基準を満たすものを大量発注していました。

 

その中に、軽いけどかさ張るものが多くあり

結果として100kgもの国際送料の差額が

発生したという。。。

 

ナニソレー!って思うかもしれないけど

これ、実は国内便でも同じような基準で

料金を決めている運送会社があります。

 

 

みんな大好き、クロネコヤマト。

 

ヤマト運輸は荷物の重さ or 荷物の大きさ

どちらか大きい方で60サイズ・80サイズと

料金を決めていますよね。

 

体積容量での国際送料って

つまり、これと同じ考えです。

 

僕の今回の例に当てはめると

見積もり時点では、重さ9kgで

サイズ100の料金と思っていたら

荷物の大きさが135cmだったので

実際には140サイズで料金計算され

請求書が来てビックリした、という感じですね。

 

 

 

 体積重量は分からない   

 

使用する輸入代行業者によっては

事前に国際送料を含めて

料金見積もりをくれるところがありますが

実は、事前に計算できるのは

あくまで重量からくる国際送料のみです。

 

 

というのも、体積がどれくらいになるというのは

現物を仕入れて、手元で梱包してみないと

よくわからないから。

 

一応、輸入代行業者側では

仕入れ先のショップに聞くそうなのですが

ろくな回答が返ってこない or 体積が不明

 

という、中国ならではのお国事情もあり

正確なものは不明です。

 

つまり、商品リサーチ時点で

自分で予想し見極めるしかありません。

 

その商品の重さと大きさとの兼ね合いなので

どれくらいの商品だと体積重量が大きい

といった基準も、付けようがないんですよね。

 

 

amazonの商品画像を見た感じで

かさ張りそうなものは要注意

ってことくらいでしょうか。

 

僕が経験したことがあるものだと

車の後ろに積むトランクマットは

素材的に軽いけど、かさばってました。

 

 

こういう、箱に入っているおもちゃ系も

本体はプラスチックだから軽いけど

箱が四角くてかさばるようですね。

 

 

中国輸入 → amazon販売の参入初期は

体積重量での思わぬ経費発生を抑える為に

小さくて軽いものを中心に仕入れましょう。

 

かさ張るものも、利益が取れない訳ではないので

慣れてきたら仕入れ品に盛り込んで

テストしていくのがベストですね。

 

 

 

 amazon FBAの納品ルール   

 

国際送料とは別に、商品の大きさに関して

amazon倉庫への納品規約上

注意が必要な商品もあります。

 

 

以前、金属製のネットを納品したところ

その納品先倉庫への輸送箱数が24箱と

驚異的な数字になったことがありました。

 

輸入代行業者に理由を確認したところ

amazon倉庫へ納品する商品は

一辺が70cmを超えるものは、1商品につき

1個ずつ段ボールへ入れて発送する必要がある

とのこと。

 

Oh・・・(;゚Д゚)

 

この商品は20個買い付けていたので

この商品だけで20箱分の国内送料が発生し

痛い思いをしたことがあります。

 

大型の商品は、国際送料だけでなく

amazonの納品規約も要確認!( *`ω´)

 

 

 

 まとめ   

 

・実重量が軽くても、体積重量で重く見なされる場合がある。かさばる商品は要注意!

・参入初期は、小さくて軽い商品を中心に仕入れよう。

・サイズが大きい商品はamazonの納品規約も要確認。1個ごとに梱包し納品が必要な商品も。

 

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