こんにちは、マサトです。
昨年、2017年7月に
はこBOONがサービス休止をし早10ヶ月。
ついに、発表されましたね。
はこBOONのサービス終了宣言。
はこBOONは、伊藤忠が運営し
クロネコが集荷・配送するサービスで
荷物の重さのみで送料を決定し
サイズは自由という
とても画期的なサービスでした。
24時間、コンビニから発送でき
宛名を書かなくて良いし
料金も安いし
クロネコの一流サービスを使える。
内容的にはヤフネコパックの完全上位互換で
下記のヤフオク発送方法まとめ記事でも
書いていますが、一旦『休止』という表現で
サービスを止めている状態だったのですが・・・
休止からそのまま終了、となるとは。
やはり復活は難しかったか・・・
それまでバイバイ、から
永遠にサヨナラとなってしまい
良くお世話になっていた身としては
切ないものがありますね~
心境的には、スラムダンクの
ジャンプ本誌連載が終了した際に
『第一部・完』と表記されていたのに
コミックスで読み直したらその表記が無く
あ、もう再開は無いんだな。
って悟った時の気持ちです。
(のちに『あれから10日後』が出たけどね)
はこBOON終了の理由
以下、届いていたメールの転載です。
赤枠で囲っている
物流業界の厳しい状況と書かれている通り
サービスが再開せず終了となった理由は
送料調整が無理だったからでしょう。
元々、『サイズは料金に関係ない』というのが
物流業界的には、だいぶ無理があるお話の上に
近年の大手各社送料値上げが起きたので
従来通りのサービスは無理、と。
商品サイズと送料って
輸入ビジネスをやっていると
モロに影響を受けるんですが
国際発送便だと『容積重量』という
物の大きさで送料がべらぼうに高くなることが
しょっちゅうあります。
国際送料はただでさえ高めなので
大きさ一つで、数千円単位で送料が
変動するんですよね。
トラックも飛行機も
貨物スペースには限界がある為
『軽いけどかさ張る』というものが
非常に厄介になります。
これらを、重量だけで送料を決めていると
貨物スペースを食ってしまい
結果、配送会社は運べる荷物量が少なくて
利益も全然出ない、となってしまう。
なので一定以上『重いか・大きいか』
の2つの基準で測定し、高い方の料金を取るのが
一般的な送料決定の仕方です。
国内便だと、一部ゆうパックは
25kgまで重さ関係なしで送料を決めますが
クロネコも佐川も、基本は2つの基準です。
なので、はこBOONは
かさ張るものOK!
という革命的なサービスだったのですが。。。
やはり、無理があったのかな、と。
そしてさらに、ここ10年ほどで
急増し続けているamazonの売上げと
その配達を支えているクロネコさん。
あまりのクロネコさんの激務に
荷受け制限&社員の賃金値上げをしたのは
ニュースでもよく取り上げられてました。
その影響で、amazonでも
送料は50円~90円ほど値上げとなり
(プライム会員は送料無料だけど)
クロネコ以外でも、ゆうパックや佐川など
国内大手3社は揃って送料値上げ。
→ 日本郵便、ゆうパックを1日に値上げ=宅配大手3社出そろう
それだけ、通販で物を買うのが
当たり前の時代になっているってことですね。
この部分だけを見たら
インターネットビジネスで
物販をやっている身としては
非常に嬉しい追い風なんですけどね。
今までネットで買い物をしなかった人々が
こぞって利用するようになっている
ってことですから。
けど、利用者はこれからも当然増えるし
今はメルカリでもラクマでもヤフオクでも
個人間で簡単に物の販売が出来るので
売る側も買う側も、両方が増えて
物流会社さんはテンテコマイになるわけです。
今は物流会社にとって
激動・激務の時代ってことですね。
そして、合わせて
ヤフオクとの連携終了が宣言された
はこBOON miniの配送サービス。
こちらについては
サービスは継続しているけど
ヤフオクとの連携が外れるだけ、という形。
これは単純に、ヤフオクでの利用者が
少なかったせいじゃないかなーと。
はこBOON miniはコンビニの流通網を使って
ファミマの店舗 → ファミマの店舗へと
荷物を輸送し、コンビニで受け取るサービス。
つまり、送る側も受け取る側も
両方の人に、ファミマが近くに無いと
使えないんですよね・・・
首都圏ならいいものの
地方だと、車で数十分行かないと
ファミマが無かったりするので
はこBOON miniを使って発送している人は
僕もほとんど見たことが無かったです。
他の配送サービスと比べて
そんなに大きく料金も変わらなかったしね。
こちらは、影響は少ないかなーと。
今後オススメの発送サービス
はこBOONが完全にサービス終了となり
じゃあ、どの配送サービスを使うのが良いの?
ってお話ですが、これに関しては、僕は
オープンロジ一択だと思ってます。
中国輸入 → amazon販売は
amazonのFBAを利用するので関係がなく
ヤフオク・メルカリ・ラクマ等で
商品を販売をする場合ですね。
不用品の販売なら、物量が少ないので
正直どの配送サービスでも構いません。
が、ビジネスとして取り組む場合は
規模が大きくなり、物量が増えてくると
1個1個、梱包・発送するのが手間になるし
自宅に品物を置いておくのも、場所を取ります。
何より、自宅に品物を置いておくと
帰宅しないと発送ができないので
用事で数日家を空ける際に、かなり不便。
これがオープンロジを導入すれば
一発で解決するので、すごく便利ですよ。
オープンロジの発送料金も
物流業界の値上げの波を受けて
最近、若干の値上がりをしましたが
それでも、全国一律料金でこの送料は
もはや安すぎというレベル。
ebay輸入で大きいものは、あまり扱わないので
サイズもS~120の間でほぼ収まり
送料は680円~950円と1,000円以内。
ヤフネコだと、東京 → 福岡は
サイズ60でも1,000円超えるのに・・・!
しかもこれ、沖縄・離島は別料金ですが
北海道は一律料金に含まれてちゃってます。
送料は落札者負担が基本のヤフオクの場合
落札者の負担もグッと減らせて
こちらも発送の手間が省けて
誰も損しないという・・・
ナニコレ スゴイ。
面白いことに、コンサル生の方へ
オープンロジの料金を伝えると、皆そろって
「この会社、これで利益は出せるの?」
「これで経営は大丈夫なの?」
とオープンロジの経営を心配し始めるんですが
それね、僕も最初に思いました。
というか、オープンロジのスタッフに
電話で「大丈夫ですか?」って聞きました(失礼)
ユーザーが心配するくらい
良心的なサービスってことです、ここ。
オープンロジの導入方法は
下記にわかりやすくまとめているので
まだ導入していない方は、ご一読をーっ!
商品は直に触ってみることも大事なので
初めから導入することはオススメしませんが
ある程度物販に慣れてきたら(月収10万円が目途)
ぜひ導入して、作業の効率化・送料削減を
進めていきましょーっ!
まとめ
・品物の大きさは運べる量に直結するので、もちろん料金にも直結する。それが関係なかったはこBOONは、やっぱりスゴかった。サービス終了が悔やまれる。
・amazon等でのネットショッピングが当たり前の時代になり、物流業界は激動の時代。そりゃ値上げもしますって。
・ビジネス規模で物販をやるなら、オープンロジに商品発送・管理を委託するのがほんとオススメ。便利なうえに送料安すぎ。経営が心配になるレベル。
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